【ポケモン剣盾S14最終228位レート2004】初手ダイマ対面&受け攻めスイッチの欲張り両面フェロマンダ【シングル】

どうも、げらと申します
ポケモンの構築記事というのは書いたことが無かったのですがS14がある1つの節目のシーズンということと奇跡的に2000に乗せれたという事で記念に筆を取ってみる事にしました、文章がわかりにくかったらすいません


【PTコンセプト】
今回のPTは自分が大好きなボーマンダを生かしたいという事とエースバーンやサンダーのような強力なメタが張られる強ポケモンを自分で使うのが下手くそだということでそれらを逆にメタって勝とうという所から構築が始まりました
そして出来上がった構築がこちら
f:id:engela1866:20210201213338j:plain
次項から各々の型と選出基準、選出頻度を解説していこうと思います!


ポケモン各々の型と選出基準解説】
f:id:engela1866:20210201213513j:plain

ボーマンダ/ひすい
威嚇
控えめCS@命の珠
169-139-100-178(252)-101(4)-152(252)
流星群、暴風、大文字、ハイドロポンプ

初手ダイマ枠、選出頻度は恐らくNo.2
ボーマンダに詳しい人が見れば多分気づくと思うのですがHPの個体値をわざと下げて珠ダメを最小にする調製をしています、気休めといえばそれまでですが構築上ダイマを切ることが一番多かったので多少なり意味はあったと思います
因みに完全特殊なのにAの個体値が最大なのは色違い故致し方無し…

冒頭で述べた通り基本は初手ダイマ
こちらの並びを見てドヒドナットの受け回し崩しまで考えて選出してきた相手に大きく突き刺さりました
初手ダイマは意識の外からが一番です、イージーウインもそれなりに取れましたね
うちのPTは両ウーラオスを初手から投げられる事が多くこいつから入ると大体引くためにその時点でジェットのアドを取ることが出来ました、初手ダイマだと特性が威嚇とは言え物理か特殊か決め打ちは難しくランドロスで受けに来る相手にはかなり楽に勝てたりしました
ジェット一回で最速フェローチェの上も取れるくらい速くなるので火力重視の控えめ採用となりました
特殊型だとダイストリームがかなりハマっておりうちのPTでは貴重な水打点と雨下での必中暴風等もあり、更には裏にナットレイを入れていた際の炎軽減と非常に噛み合っていました

・多かったボーマンダ含みの選出
ボーマンダヒートロトムフェローチェ
サンダー入りのスタンパには大体これでした、フェローチェは先発もストッパーも可能な便利ポケモンで随分助けられましたね

ボーマンダフェローチェミミッキュ
言わずと知れた初手ダイマストッパーミミッキュ
シーズン途中まではフェローチェを襷で採用していたため襷ミミッキュだったのですが最終日前日にフェローチェをスカーフにしたためこの名称に
初手ダイマの基本型なので上手くハマれば強かったですね


f:id:engela1866:20210201215633j:plain

フェローチェ/ちぇるしー
ビーストブースト
意地AS@拘りスカーフ
146-207(252)-57-141-58(4)-203(252)
インファイト、蜻蛉返り、トリプルアクセル、ドリルライナー

先発orストッパーor抜きエース何でもござれ、選出頻度No.1
今期うちのPTで八面六臂の活躍を見せたのがこのフェローチェです、元々は陽気最速にして襷で運用していたのですが地面が入ってないうちのPTは非常にレジエレキが重くこいつを上から叩くためにスカーフに切り替えました
それ以外でもジェットを2回積んだテッカグヤを上から叩いたり最速ではないすなかきドリュウズを砂下で上から叩いたりで天候で潰されやすい襷よりむしろストッパー性能は高かったと思います
ドリルライナーの枠も元々はフェイントだったのですが襷からスカーフに変えたことで有用性が薄れ、うちのPTで重かったガラルヤドキングを意地ダイアースでH振りのみなら確1という事で採用しました、そもそも地面がいないので貴重な地面打点でしたね
意地にしてからはビーストブーストでAが上がるようになったので上手くサイクルを回してインファイトの一貫を作れた時の突破力は圧巻でした
耐久は無いけど器用かつパワーのあるポケモンで色々助けられました

・多かったフェローチェ含みの選出
ボーマンダと組ませる場合はボーマンダの枠で説明した並びが多かったです、ストッパーとしても詰め役としても有能でした

フェローチェナットレイヒートロトム
サイクルを回して戦う場合はこちらが多かったです、ナットヒトムの並びがかなり相性補完に優れていてこのサイクルで相手を消耗させた後にフェローチェで抜いていくなんて流れも多かったと思います


f:id:engela1866:20210201221316j:plain

ナットレイ/てっつん
鉄の棘
呑気HB@たべのこし
181(252)-115(4)-201(252)-74-136-22
ジャイロボール、パワーウィップ、宿り木の種、まもる

縁の下の力持ち、役割対象いっぱい!選出頻度は同率No.4
特に捻りのない基本的な型のナットレイですけどそれは完成された型という裏打ちがあっての事、頼りになる場面は多かったです
動かし方は本当に普通のナットレイなので特筆すべき点はそんなにありません、ただ草技をパワーウィップにした関係上技はずしはしばしばありましたがそれは仕方ない事ですので割愛、こいつ含みのサイクル選出にした場合こいつでダイマを切る事もそこそこありました
後半上位のサンダーは熱風を切ったりスカーフがいたりしたのでサンダー相手のラス1対面で打ち勝った事も何度かありましたね

・多かったナットレイ含みの選出
フェローチェナットレイ
フェローチェの枠ではヒートロトムでしたがそれ意外と組ませることもそれなりにありました
そもそもフェロナットが強そうという事で組み始めた構築でもあるのでこの2枚選出が非常に多かったです

ボーマンダナットレイ
こちらはボーマンダで荒らした後にナットレイで詰めれそうな相手が来た時のパターンですね
ナットレイはそこまで決まった選出パターンが無かったのですがそれだけ万能にPTを動かしてくれました


f:id:engela1866:20210201223723j:plain

ヒートロトム/ぐるち
浮遊
穏やかHCD調製@カゴの実
155(236)-63-128(4)-147(172)-150-(76)-109(20)
10万ボルト、オーバーヒート、悪巧み、眠る

今期のうちのPTのキーマン、裏のエース、選出頻度はNo.3
今期うちのPTのサンダーキラーとして大活躍したのがこのヒートロトム、予想外の眠るが刺さりまくりレート2000という記録に大きく貢献してくれました
調製意図は控えめ珠サンダーの暴風ジェットを確2耐えにすることでダイマへの後投げから眠るを挟んで悪巧みを積みダイマが切れたサンダーを悪巧みオーバーヒートで確殺するための調製でした
この調製はかなりハマり、珠アタッカーサンダーから怪電波持ちの搦め手サンダーまで幅広く対応してサンダーへの圧倒的な対面力を見せてくれました(原始サンダー流行らなくて本当に良かったです)
怪電波に強いというのも怪電波の最大PPが24のところ悪巧みは32なので積み合いなら確実に勝ててプレッシャーであろうと悪巧みはサンダーに向かって撃つ技では無いのでプレッシャーを気にしないというのが本当に大きかったです
同じ電気タイプなので電磁波もくらわないというのも良かった
そして眠るはサンダー対策以外でもサイクルを相手より1回2回と多く回すための重要技にもなりました
有利対面や上を取れている所で眠ることが出来ればそれだけでこちらだけサイクルを回す事が出来る回数が増えたのでそこも強かったです
このヒートロトムはサンダーだけに留まらず耐久型のポリゴン2やあくびカバルドン、そしてうちの受け回し(に見える)並びを崩しに来たヒードランを起点に出来たりブリザポスやテッカグヤに対面で有利を取り、上位にはすなかきドリュウズしかいなかったためこちらも対面不利は取らずにエースバーンともダイマを切り合えば最悪撃ち合えなくもないという事で非常に環境に適応していたと思います
逆に水ウーラオスやウオノラゴンやバンギラス等どうしようもないのも一定数いたためそこら辺のカバーが命題でもありました
しかしこいつがいなければ自分は恐らく2000どころか3桁も踏めてたか怪しいと思うくらいには今期助けて貰いました

・多かったヒートロトム含みの選出
こちらは選出というよりサンダーが相手の並びにいた場合こちらの構築がサンダーを呼ぶのでヒートロトムを確定で出す感じで残りの相手の面子によってサイクル側に寄せるか対面側に寄せるか考えてたって感じです
そのため上記のフェローチェ含みとボーマンダ含みの形が多かったですね


f:id:engela1866:20210201230102j:plain

ドヒドイデ/ひとでん
再生力
図太いHB@黒いヘドロ
157(252)-67-224(252)-73-163(4)-55
熱湯、トーチカ、黒い霧、自己再生

ナットレイと合わせた選出誘導枠、正直対策厚いPT多くて殆ど出せませんでした、選出頻度はNo.6
こちらもナットレイと同じく物凄くポピュラーな型ですね、強いて差異を挙げるならどくどくが無くて黒い霧にしてる所くらいでしょうか
冒頭で述べてる通り対策がかなりキツい相手が多く(そもそもサンダーがいたらまず出さない)ほぼほぼ選出しませんでした、ドヒドナットっていう圧を相手に押し付けるための置物感が強かったです
それでも最後まで入れ続けたのはたまに対策緩めの相手や相手の並び的にどうしても出さざるを得なかった時があったり現時点で勝ててる並びを下手に動かしたくなかったからですね、正直ホントに選出しなさすぎて使用感が未だにいまいちわかってません

・多かったドヒドイデ含みの選出
そもそもドヒドイデを出す事が稀だったのでそんな決まった形も無かったのですが強いて言うならそれこそドヒドナットで詰めれそうな相手にフェローチェドヒドイデナットレイという形を取ったり
もしくはヒートロトムを出した時にどうしても水ウーラオスをこいつで受けなきゃいけなくなった時のためにヒートロトムドヒドイデ+αみたいな形を取った時でしょうか


f:id:engela1866:20210201231519j:plain

ミミッキュ/めめめ
化けの皮
陽気AS@呪いのお札
131(4)-142(252)-100-63-125-162(252)
じゃれつく、ゴーストダイブ、影打ち、剣の舞

初手ダイマの穴や構築の穴を埋めるなんかんやのミミッキュ、選出頻度は同率No.4
冒頭の通りうちのPTの穴を埋めてくれた皆大好き何でもできるミミッキュ
型は非常にオーソドックス、お札を採用しているので霊技を気軽に撃てて体力も気にしなくていいので難しいポケモン使うのが苦手な自分にも優しかったです
うちのPTでキツめのドラパルトやアーゴヨン、更にはクレセリアの相手やミミッキュミラーもこなしてくれた苦労人、もうミミッキュのいないPTじゃ安心できませんね
ダイマ適性も高いのでボーマンダを選出しなかった時はダイマ枠としての活躍も多かったです

・多かったミミッキュ含みの選出
これは上記のボーマンダ含みと被りますね
ボーマンダフェローチェミミッキュの形が一番多かったと思います、ミミッキュのストッパー役、もしくは詰め役としての活躍が一番見込めたのもこの形でした

フェローチェヒートロトムミミッキュ
こちらも変則型ですがそこそこ多かったです
どうしてもボーマンダを出しづらい相手の場合こちらの形を取るってのがしばしばありました
こちらの場合はヒートロトムミミッキュどちらでダイマを切るか難しくなる流れも多かったですね


【最後に】
ここまで長々と書いてしまいましたが如何だったでしょうか?
この構築記事は自分自身の記念という側面が強く日本語が上手く使えてたかもわからないので読みづらい所もあるかと思います
ただそんな構築記事でもここまで読んでいただけたなら幸いです、来期はそこまで本気でやるかはわかりませんが通常ルールに戻る3ヶ月後にまた2000を越えて記事を書けたら嬉しいですね

スペシャルサンクス】
ろーにん君、レイショウさん、ゆぴちゃん
今期構築やそれ以外でも非常にお世話になった方々に感謝を
そして最終日共に走り抜いたランクマの同士達に感謝を
最後にここまで戦い抜いてくれたポケモン達に感謝を
ありがとうございました!